メバルはライトルアーに反応がいい魚で、メバリングでは一晩30尾を超えることも珍しくない。持ち帰りを考えないなら、いくらでも釣って釣って、数釣りでモノを言わせたい魚である。少しでも多くのメバルを手中にするにはどうすればいいのか?単に釣るだけでない、欲深くメバルをもっと狩ろう。

●大阪府のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

【メバルの数釣り】を達成するために重要なポイント3選 欲深きメバリングの世界

メバリングは数釣りの世界

渋いときは1つ釣れるかどうか。まあどんな魚もそんなものかもしれないが、メバリングでは、その1つも大体、よほど条件を外さなければ確約されたような魚である。2尾3尾と続いて、気づけば10尾も当たり前だ。筆者としては、30尾近く釣って「大釣り」の感がしてくる。これは私だけの感想かもしれない。どういうわけか私はメバル運はわりと強いほうなのだ。

【メバルの数釣り】を達成するために重要なポイント3選 欲深きメバリングの世界もっと釣りたいメバル(提供:TSURINEWSライター井上海生)

いくらでも数を釣りたい。いったん30尾という目標を設定するならば、どのように立ち回ればいいのだろうか?もちろん長時間釣れば釣るほどいいのかもしれないが、ここでは夕マヅメから夜11時頃までのメバリングとして解説したい。

夜のメバリングで数を伸ばすには

メバルは基本的に夜の釣り物だ。デイメバルも一部あるが、魚影が濃いところでないと難しい。エサにも食ってこない海も多いので、やはりどこでも通用しやすいナイトメバル1本で考えるとしよう。次の3つのことを意識すれば、数が伸びてくるはずだ。

潮の上げ下げと絡める

メバルは潮の上げ下げなんかと関係なくなんとなーく夜になったら食ってくるものと思っていないだろうか?まあ、実際そういう魚でもある。悪い潮の干潮で釣っていても、ぽろぽろ釣れたりする。

【メバルの数釣り】を達成するために重要なポイント3選 欲深きメバリングの世界タイドグラフを見ていこう(提供:TSURINEWSライター井上海生)

だが、筆者の経験上、数釣りできた日には必ず潮の動きが良いように連動している。具体的には、あたりが暗くなる時間(夜に向かう時間)に潮が上げてきて、大体21時頃に上げきり。そこからまた1時間ほどして下げ潮が効いてくると、上げと下げのどちらでもまとまって釣れる時間帯がある。