「完全に機能する銀河だが、天の川銀河の100万分の1サイズ――まるで米粒サイズの人間のようだ」とミシガン大学のエリック・ベル教授は表現しました。

UMa3/U1は、そんな“宇宙の米粒”のような存在です。

あまりに小さく、あまりに淡く、それでいて我々の「銀河とは何か」という概念に根本的な問いを投げかけてきます。

この天体が銀河であれ、星団であれ、あるいはその中間的な存在であれ、宇宙における構造の多様性を再認識させてくれる貴重な存在です。

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参考文献

Did astronomers just discover the smallest galaxy in the universe?
https://www.livescience.com/space/astronomy/did-astronomers-just-discover-the-smallest-galaxy-in-the-universe

Astronomers Just Discovered the Tiniest Galaxy Ever Seen
https://www.vice.com/en/article/astronomers-just-discovered-the-tiniest-galaxy-ever-seen/

ライター

千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

編集者

ナゾロジー 編集部