現代は情報が溢れ、誰もが多くのデータにアクセスできる時代。しかし、事実を見抜き、表面の奥にある本質を捉える洞察力は、依然として希少であり、極めて価値の高い能力です。では、この洞察力は先天的なものなのでしょうか。実は意識的な訓練によって鍛えることもできるんです。

そこでSirabee取材班は、洞察力を鍛えるコツについて聞いてみました。

■様々な経験をし未知の世界を知る

「洞察力って目の前の物事、状況を観察して、目には見えない要素や本質を見抜く力だから、いろんな経験をして、いろんなパターンを知らないと自分の引き出しも増えないから、アレコレ考察するのは無理。

本を読んだり、運動したり、旅行をして美味しいものを食べたり、年代の違う人と会話を楽しんだり…そういうありきたりなことでも、経験を増やすと見る目も向上するよ」(30代・女性)