■「記録ではなく、記憶」
すでに被害届を提出しているなかで、行方不明になったのは昨年12月20日。それまでの10日の間に、彩咲陽さんは警察に9回も電話をかけ「家の周りにいる」「パトロールしてほしい」と相談(通報)していますが、警察官は「ストーカー被害の相談を受けている認識はない」と発表(彩咲陽さんの電話に、通話履歴の証拠はあり)。
また、家族は担当する警察官に何度も「ちゃんと記録してるんですか?」と質問した際には、「記録ではなく、記憶している」との返答。
「事件性がない」の一点張りで動かない担当警察官に、家族が「もし最悪な事態になったらどう責任を取ってくれるんですか?」と問い詰めると、「私が責任を持って、警察官をやめます」と言っていたと告白しました。