西はハマグリ/東はホンビノス
2025年の江戸川河口では、西側で珍しくハマグリが採れるとのことで、たかはし遊船の渡船が満員のお客さんを連れてポイント付近に来ていました。実は2週間前、筆者もこの渡船にお世話になり、大粒ハマグリを27個採ってきたばかり。

「また同じ場所でもいいかな」とも思いましたが、それ以上に東側のポイントが気になっていたため、今回はそちらを選択。友人と「ホンビノス100個と、あわよくばハマグリも!」と意気込み、牡蠣殻が多く散らばる東側を探ります。

しかし、ハマグリはおろか、大漁を誓ったホンビノス貝もなかなか現れません。そんなとき、友人が一言。「深いところにいるよ!」。確かに水は冷たく、浅場にはまだ来ていないようでした。

深場に潜むホンビノス
友人の言葉通り、やや深めの場所を探ると、黒っぽい大型の個体が徐々に姿を現し始めました。

中にはサルボウガイも混じっており、見極めも重要。とはいえ、「広く浅く」ではなく「広く深く」探る必要があるため、この日の潮干狩りは効率が悪く、疲労感も2倍……いや、3倍以上。

冷たい水と、途中から強まった南風に苦戦しつつも、ワークマンで購入したというウェーダーが体をしっかり守ってくれたのが救いでした。
結果は大型ホンビノス貝37個
「本気の潮干狩り」を始めて2時間半。南風によって潮が早めに満ちてきたタイミングで、この日の採取を終了することに。ホンビノス貝は37個と数こそ振るわなかったものの、そのほとんどが大型ということで、まずまずの達成感!