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最初のマイカーには何が選ばれている?
最初のマイカー選びのポイント
最初のマイカーには何が選ばれている?

マイカー選びは楽しい反面、高額な買い物のため悩みのタネになりがちです。
はじめての車購入ともなると、モデル選びにはかなり迷うことでしょう。また、やっと決めた車が気に入らず後悔する……なんてこともあるかもしれません。
そんな最初のマイカー選びに関する、ちょっと興味深いプレスリリースがあったのでご紹介しましょう。
NEXERとグーネット中古車のアンケート調査
2025年3月14日、株式会社NEXERが初めての車購入に関するプレスリリースを発表しました。
発表内容は、NEXERと「グーネット中古車」が共同で行った、はじめて買った車についてのアンケート調査の結果です。
こちらのアンケートでは、次のような調査データが取れたとのこと。


アンケートに回答した40代以下のドライバーには、最初のマイカーに軽自動車を選んだ人が多いようです。価格が安くて運転しやすい軽自動車は、初心者ドライバーに人気のようですね。
続いて同じプレスリリースから、2つのアンケート結果を見てみましょう。


アンケート回答者の23.4%が「最初の車選びで後悔したポイントがある」と回答し、そのうちの23.2%が「サイズが大きすぎた・小さすぎた」と答えています。
また、プレスリリースには回答理由も掲載されており、これによると「車内が狭かった」ことを後悔の理由にあげる人もいるようです。
もしかすると、「人気の軽自動車を最初のマイカーに選んだものの、車内が狭くて後悔した」……なんて人がいるのかもしれません。
最初のマイカー選びで失敗を避けるには?
はじめてのマイカーには、軽自動車が選ばれやすいようです。
ただ、人気のカージャンルを選べば誰でも満足できる……というわけでもなさそう。「みんなが乗ってる車」が「自分にぴったりな車」とはかぎりませんからね。
では、最初のマイカーに「自分にぴったりな車」を選ぶには、どうすればいいのでしょうか?
最初のマイカー選びのポイント

ネットを検索すると、はじめての車選びに関する情報がたくさん見つかります。それらの情報を参考に、最初のマイカー選びの重要ポイントを4つピックアップしてみました。
予算を決める
購入予算を決めることが、マイカー選びの第一歩です。
車の購入には、車両代金のほかに、税金や保険料などの諸費用がかかります。また、車を所有するなら、維持費も気にしなければなりません。
これらの点を踏まえて、マイカー購入予算は無理のない金額にしたいところです。手に入れた愛車を楽しむためにも、手持ちのお金に余裕が残る予算を組みましょう。
車の使い方を考える

自分の使い方に合う車を選ぶことが、マイカー選びの基本です。
次のようなカージャンルの特徴を押さえておけば、自分にとって使いやすい車を選びやすくなります。
軽自動車|コンパクトで街乗りに最適(最大4人乗り)
コンパクトカー|街乗しやすいサイズで遠出も無理なくこなせる
SUV|悪路に強くアウトドアレジャーにぴったり
ミニバン|最大8人乗れて荷物も積みやすい
セダン|走行安定性と静粛性に優れ長距離を走りやすい
ステーションワゴン|走行安定性が高く積載性も優れる
スポーツカー・クーペ|走行性能が高くデザインも優れる
街乗りメインで車を使う人と、レジャーや旅行に車を使う人では、マッチするカージャンルが異なります。
マイカーをどのように使うかイメージして、愛車にするカージャンルを決めましょう。
デザインとサイズをチェックする

最初のマイカーには、デザインが好みのモデルを選びたいですよね。また、はじめての愛車には、運転しやすいサイズのモデルを選んだほうが無難です。
軽自動車やコンパクトカーの場合は、デザインでモデルを選んでも、サイズが大きすぎて困ることはないでしょう。
一方、モデルにより車格が異なるカージャンルは要注意。デザインだけで愛車を選ぶと、思いのほか車体が大きく乗りにくさを感じるかもしれません。
日本の道路で運転しやすいとされているのは、5ナンバーサイズ(全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下)以下の車です。
このサイズを基準にして、デザインが好みで乗りやすそうなモデルを探してみてください。
性能と装備をチェックする
愛車候補のモデルがいくつか見つかったら、それぞれの性能と装備をチェックしましょう。主なチェック項目には次の7点があげられます。
- エンジン出力(EVはモーター出力)
- 燃費(EVは電費)
- シートアレンジ
- 積載性
- 快適装備
- 予防安全機能
- 運転支援機能
ここまでの手順でマイカー候補を絞り込んだら、ディーラーで各モデルを試乗してみましょう。
なお、自分にとって理想的なモデルが見つかっても、予算の都合で買えない場合があるかもしれません。そんなときは妥協点を見つけるか、中古車を選択肢に入れてみてください。