野村もVolコントロールの買戻しが続くと推定する。1ヶ月リアライズドVolはまだ高止まりしているが、これからローズガーデンの下げが抜けていくため、大幅な下落が見られない限り、1ヶ月リアライズドVolを用いるモデルは買戻しを指示するだろう。
GSの4/23時点のものにはなってしまうが、ディーラーがネガティブガンマ域で指数の上昇を迎えたことが分かる。
決算は終盤を迎えており、自社株買いブラックアウト期間も明ける。FOMCが控えているが、ドットプロットが出ないマイナー回なので、記者会見で失言が見つかるかどうかに注目することになる。
NAAIMは跳ね始めたため、これまでの数週間よりも買い場でなくなってくる。
テクニカル。2本目の週足下ヒゲ陽線のヒゲ5433が週足サポートとなる。25SMAも似たような水準に位置している。上値は5700近辺の週足50SMA、5750の日足200SMAが並んでおり、引続き5700台前半を簡単にぶち抜けるイメージは持っていない。さしずめ5433-5750のレンジというところか。
最も近いサポートは日足50SMAの5582となる。買い手は引続き自社株買いと機械勢の買戻しが主力と思われ、後者は今のようなじり高が続くと主に引け近辺に入りやすいだろう。逆に一度でも終日の大幅下落が見られたら機械の買戻しの勢いは削がれそうである。
通商関連のヘッドラインは先週まではポジティブなものが多く、楽観的な雰囲気が広がっているが、買い戻しているのがヘッドラインを見ない機械であることに触れずにファンダメンタルズから株価を解説するような声は聞く必要がない。ニュースの陰極については本ブログは4月上旬に既に通過したと述べている。逆に、機械に逆らって「織込みは楽観的すぎる」と下ヒゲ陽線に向けてショートするのは引続きワークしづらいだろう。もし5433が先にブレイクされれば再び下落トレンドが鮮明になる。
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