柳井監督:まだ千葉戦に向けてのメンバーは決まっていないですし、まずは千葉戦に勝つというところにフォーカスをして調整をしてトレーニングをしている所です。ただ、ゲーム前には素晴らしい環境、素晴らしい会場で出来ることに感謝しないといけないと伝えなくてはと思いますし、私たちのチームには日本代表選手が少ない中で、こういった環境を楽しむというのは中々簡単なことではないと思いますが、ただ、そういう機会がある中で全力でプレーしてほしいと思います。

ー大宮は後半戦、新加入選手が入って調子を上げているように思いますが、ここまでの戦いで手応えを感じた部分があれば教えてください。

柳井監督:新しい選手が入ってきて前にしっかり進めるというのはすごく大きいと思います。新加入選手につられ、相乗効果で調子が上がっている選手もいますし、何よりゴールを奪えるようになってきたのはチームとしてはポジティブな面だと思います。ただ、広島戦ではシュート数がありながらも中々枠に飛ばないといった新たな課題も出てきているので、結果的にゴールを取らないといけないというところは残り3試合しっかりやっていきたいと思います。

長澤徹監督 写真:Getty Images

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ー男子(RB大宮アルディージャ)の長澤徹監督も実際に大宮Vの試合に足を運んでいると聞きましたが、実際にアドバイスや意見交換などはありますか?

柳井監督:長澤監督に限らず、男子チームのスタッフには足を運んでいただいていますし、練習会場が一緒になったときは「この間の試合惜しかったね」「良いゲームだったね」などの声を掛けていただけます。個人的に私が監督として未熟な部分もあるので、気になることは長澤監督に質問させていただくこともありますし、シーズンがずれている分、私たちの前回のオフシーズンは男子のトレーニングに帯同させていただくなど、個人として男子の選手、監督、スタッフには本当に感謝しています。