15番館の脇に展示されているのは日本初の下水道管、旧居留地下水。供用開始は明治5年という古さです。コレラなどを恐れる西洋人は居留地に下水道を設置することを望みました。そのため下水施設が早期に敷設されることになったのです。
そしてその一部は今も実際に使われています。150年の歴史を経て今なお現役の下水道管があるなんて驚きですね。

こういうポーズって日常であんまりしないよね。
前回訪ねることができなかったエリアを歩いた旧居留地散歩。大正時代が中心だった前回の散歩とは若干時代が異なり、そのときどきの建物の流行を垣間見ることができたと思います。
今回は駆け足で建物の中まで巡ることはできませんでしたが、次に来たときにはレトロな建物の中のカフェで一休みしてこれら建築が建てられた時代のなかにどっぷり浸かってみたいと思いました。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2025年5月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。