先日、ローマ教皇フランシスコが帰天し、カトリック教会は次期教皇を選出するコンクラーベの準備期間に入った。世界中が注目するこの時期に、アメリカのある自称「預言者」が次期教皇に関する不吉な警告を発し、物議を醸している。彼の予言によれば、次の教皇は人類に「審判の日」をもたらす「反キリスト」と共に登場するというのだ。

新教皇選出と忍び寄る終末の影?

 新しい教皇になるという仕事は、ただでさえ困難なものだろう。ましてや、多くの人々から尊敬を集めた教皇フランシスコの後を継ぐとなれば、そのプレッシャーは計り知れない。カトリック教徒でなくとも、彼の功績を認める声は多い。フランシスコ教皇の葬儀は執り行われ、教会は公式な追悼期間に入り、来月には次期教皇を決定するためのコンクラーベが開催される予定だ。次期教皇がフランシスコの路線を踏襲するのか、あるいは教会を別の方向へ導くのかは、選ばれる人物次第である。

 しかし、誰が選ばれようとも、それは悪い結果になるだろうと予測するのが、オクラホマ州在住のブランドン・デール・ビッグス氏だ。彼は以前、「神からの啓示」により、ドナルド・トランプ氏の暗殺未遂事件を予見したと主張していた人物である。