ほぼすべてのLTE対応端末で利用可能
では、KDDIのサービスとの違いは何か。
「AST SpaceMobileの衛星アンテナサイズが大きいため通信性能が上がり、これにより動画閲覧など、高速インターネット通信の実現が可能となります。また、サービス開始時には、ほぼすべてのLTE対応端末で利用可能となる予定です」(同)
大手携帯キャリア関係者はいう。
「衛星との直接通信は、基本的には電波が届かない地域でも通信が可能になるという技術であり、人口カバー率がほぼ100%に近い状態となっている日本に限っていえば、直接通信できるかどうかが契約者数の増減に大きく影響することはないでしょう。とはいえ、衛星は地球上で生じた自然災害の影響を受けないため、災害などで基地局が機能しなくなった場合でも通信ができる状態が生まれるというのは、社会的な意義としては非常に高いといえます。また、今後技術が進歩して衛星との直接通信が普及すれば、物理的な場所を確保して基地局を設置し運用するという労力とコストが軽減され、トータルでみたときに運用コスト低下が実現される可能性もあるかもしれません」
(文=BUSINESS JOURNAL編集部)
提供元・Business Journal
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