27日投開票された滋賀県・彦根市長選挙で、現職の和田裕行市長が惜しくも敗れる結果となりました。
この和田市長、実は今注目を集めている石丸伸二さん(前安芸高田市長)が全面的に応援していた候補だったのですね。

和田ひろゆき氏動画より
なので、ニュースでもやはり見出しに使われています。。
彦根市は現職が負けましたか…!激戦を闘った両陣営に心から敬意を。
そして現職側を応援していたので、どうしても石丸伸二さんが見出しに使われますよね…これが今後のモメンタム(勢い)にどう影響するか。案外と大きな変化があるかも。 BLWBoX
— おときた駿(音喜多駿) / 社会保険料引き下げを実現する会代表 (@otokita) April 27, 2025
このように「石丸伸二氏が応援したのに負けた」という報道が今後は各種メディアでもなされることになります。
本人の責任ではないにせよ、政治の世界において「支援した選挙で負けた」という事実は少なからぬダメージを与えるものです。
石丸伸二氏の勢いに陰り?国民民主党との対比も
石丸さんといえば、昨年から今年にかけて爆発的に注目度を高め、「再生の道」という新たな政治プロジェクトを立ち上げるなど、勢力拡大を図っていました。
一方で国政では国民民主党が怒涛の如く伸びてきており、石丸氏の勢いと比較される場面も増えてきています。
国民民主党、とりわけ玉木雄一郎氏は「石丸現象」を忠実にトレースしてブームを作り上げてきたわけですが、今や本家をも凌駕する勢いになりつつあるわけですね。
今回の彦根市長選も、こうした潮目の変化を象徴する一つの出来事だったと言えるのかもしれません。
選挙はモメンタム(勢い)がすべて
選挙というのは、単なる政策や実績だけで決まるわけではありません。ときに「勢い」「空気感」「流れ」といったモメンタムが、極めて大きな要素になります。