猫も杓子も減税を叫ぶ
今、参院選を前にして、どの政党も「減税、減税!」と叫ぶようになりました。
特に「消費税を下げよう」という主張が目立ちます。
一見すると「ありがたい話」に聞こえますが、はっきり言います。
これ、現役世代にとっては大増税の入り口です。
そこでChatGPTのDeepThinkingに協力して貰って試算を出してみました。
日本財政はすでに崖っぷちまず、現在の日本の財政状況はこうです。
・1400兆円もの赤字国債を抱えている(財務省「国債及び借入金現在高」) ・毎年20兆円前後の新規赤字国債を発行している ・ゼロ金利時代は終わり、日本国債金利は上昇傾向
・日銀も国債の無制限買い入れを縮小する方針を表明
もう、無限に国債を発行して「なんとかする」時代ではありません。ChatGPTにいくらくらい赤字国債で本当の危険水域になるかを試算して貰いました。
日本の国家予算で最大の支出は「社会保障費」。2024年度予算案の社会保障費:約39.9兆円で歳出全体の34%超。使っているのはほぼ高齢者(医療・介護・年金)
高齢者の爆増でこのペースで増加しています。
しかも高齢者は既得権益である「社会保障削減」に絶対反対します。政治家も高齢者票が怖くて手を出せません。つまり、歳出カットによる穴埋めは現実的には不可能です。衆院選で高齢者の医療費負担3割を公約にした維新は惨敗。立案者の音喜多君は落選。共産党による激しい攻撃をこの目で見ました。
じゃあ、どうやって毎年11〜12兆円の穴を埋めるのか?
答えは簡単。現役世代から社会保険料をむしり取るしかない。
社会保険料は、国会での法律改正なし。内閣の政令や厚労省の省令改正だけで簡単に引き上げ可能です。 つまり、政治がその気になれば、あっという間に社会保険料が爆上げされるわけです。毎年上がってるでしょ。