何もしないのであれば、むしろマーケット情報等は見ないで放置しておいた方が精神衛生的には良いとも言えるのです。
誰もが携帯のような端末をいつでも見られるようになって誰でも大量の情報を簡単に得られるようになりました。その結果、多くの人は処理しきれない情報に自分の生活が振り回されるようになりました。
過剰な情報に振り回されないために大切になってくる事は、不必要な情報を遮断することです。
例えば、私のように中長期の視点で資産を増やそうとしているなら、短期的な日々の値動きに一喜一憂する必要はありません。となればリアルタイムの株価ボードやFXの画面は見なくても良いのです。
情報は量ではなく質が重要です。自分の情報処理能力に限界があるのであれば、いかに自分にとって必要のない情報に触れないかを工夫することが、情報の精度を高めます。だから情報は集めることよりも捨てることの方が大切です。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年4月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。