国際的な批判と絶滅危惧種管理の課題

 この議論は国際的な規模に広がり、各団体はオーストラリアが環境危機への解決策として、絶滅危惧種(コアラなど)の大量殺処分を常態化させていると非難した。特に気候変動によって悪化する自然災害に脆弱な地域において、同様の措置が他の国々でも繰り返されるのではないか、という懸念が広がっている。