さて、今日は禁煙や禁酒という話題を通じて意思の強さを考えてみたかったのです。私はやり抜く力(GRIT)が人生で如何に重要か今更ながら大事なポイントだと思うのです。
GRITをAI君に解説してもらうと
Guts (ガッツ): 困難に立ち向かう度胸、勇気. Resilience (レジリエンス): 失敗や挫折から立ち直る復元力、粘り強さ. Initiative (イニシアチブ): 自ら目標を見つけて、積極的に取り組む自発性. Tenacity (テナシティ): 最後までやり遂げる執念、粘り強さ.
のかしら文字と出てきます。私がGRITという言葉に出会ったのはずいぶん前にアンジェラ ダックワース氏の『やり抜く力 GRIT』を読んだ時でこれは衝撃的に印象がありました。自分は粘り強い性格だというのは自負していたのですが、これを更に昇華させてGRITにするのだという気づきを与えてくれました。
最近、仕事をしていると奇妙な困難にぶつかることがやけに増えてきました。私が見る理由は社会が新たなレベルに上がるために様々なルールや制限やレポートを要求し、更にそれが正しく判断、処理されるかを複数レベルでチェックするようになっているのです。例えば銀行に行って窓口で海外送金なり、銀行為替手形作成なり、あるいは多額の預入れなどを依頼すると1人のテラーさん(窓口の人)が処理を完遂できず、後ろに控えるマネージャーが追認する仕組みになっているのです。なので処理に時間がかかるようになりました。
あるいは役所などとのやり取りでは担当者のメールにその上司がCCで入っており、最終的には担当者の一存ではなく、先方の上司の確認を経て物事が進んでいくという仕組みになってきています。これはある意味、ストレスフルで非効率でもあり、時として困難な状況にもなりえます。これら社会の変化にどう立ち向かうか、と言えば社会に抗う訳にはいかないので自分をGRITさせるしかないのです。私の周りでは嘆きの声、不満の声、時として暴力的な反抗すら見受けられるのですが、社会から逸脱しないようにぐっとこらえるしかないのです。