着水後、カウント10ほどで糸ふけを回収し、縦にロッドをあおってI字形の動きを意識。すると、突然「ゴンッ」と強烈なアタリ!
ドラグを引き出すような引きに対しても、信頼の愛竿がしっかりと対応し、難なく浮かせることができました。
上がってきたのは良型のメバル。他のアングラーも苦戦する中での貴重な一尾に感謝し、キープしました。

さらにメバルを追加
ヒットコースとレンジを再現すべく、同じ攻め方を繰り返しますがアタリは戻らず。気分を切り替え、フィールド内で移動。人気の先端ポイントに入ることができ、釣りを再開します。
ただ、先ほどのヒットが忘れられず、つい同じ釣り方を繰り返す“悪い癖”が出たのですが、これが功を奏します。
キャスト後カウント10、レンジを意識してスローに誘うと、再び気持ちの良い手応えが。ヒット!
今回も強い引きで、上がってきたのは先ほどと同サイズのメバル。良型を2匹キープしたところで、納竿としました。

シビアな釣り場を攻略成功
今回はかなりシビアな状況でしたが、本命のメバルをしっかりキャッチできて満足です。レンジキープのしやすさではシンキングミノーも良いですが、ベイトに合わせたシルエットや動きで攻めるなら、エステルライン+ジグヘッド&ワームが有効だと実感しました。
また、メバルの煮付けをいただいた際、お腹から小さなイカが出てきたことで、まずはフィールド観察が釣果につながるという基本を再確認。

メバリングタックルに加えて、アジングタックルも一本持ち込むことで、シビアな状況打開の選択肢が広がると思います。

<松永一幸/TSURINEWSライター>