バースの縦ストラクチャーに向かって投げて巻き上げの釣りをしていると、コンッと一度アタリが出たが、赤クラゲが触れたのか魚からの反応かわからなかった。近くのファミリーも釣れている様子がない。仕方ない、ポイント移動してみるか。

漁港でメバルを狙う

車に戻り、定番ポイントの一つである近くの漁港に向かってみる。約15年来通っているポイントだ。漁港内には先行者が2名ほど。しかし、釣れている様子はない。先ほど同様に0.8gのジグヘッドにシラスビームで、漁港内のポイントを撃っていくランガン方式で釣っていく。

常夜灯周りやロープ周りなどテンポよく狙っていく。当然のようにアタリはない(笑)。気になるポイントを撃ちつつ、漁港の先端まで来た。先端から周辺では時折、ボラの稚魚であるハクのライズが起こっている。今日初めて見た生命感だ。釣れるならこの周辺しかないだろう。

20cm超えのメバルを手中

少し常夜灯が漏れている周辺で、明らかにハクとは違うライズが出ている。ライズ撃ちでは極力軽いジグヘッドの方が良いと考えて、0.55gのジグヘッドに替えてライズの付近にキャスト。カウントを3以内にしてロッドを立ててゆっくりと巻いていく。

数投して反応がないなぁと思っていたら、ガツッと引ったくるアタリが出た。合わせると強い引き。ドラグが少し出て、サイズ的にも良いのがわかる。寄せて来て一気に抜くと20cm越えのgoodサイズ。反応がない時間が長かっただけに、会心の一撃だ。

「ライズ撃ちが的中!」メバリングで良型2尾手中も赤クラゲに苦戦【大阪・泉南エリア】ファーストヒットのメバル(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

さらにメバルを追加

撮影後、すぐにリリースして、さらにライズが起こるか待ってみる。時折起こるハクのライズと共に、バコッという何かを捕食しているようなライズが発生している。ライズの先を目がけてキャスト。何投か繰り返していると、回収直前にヒット。なんとかうまく合わせて抜き上げると、これも良いサイズ。