この日、船全体では81匹の青物を記録。クーラーボックスの容量が限界に達し、船長判断で早めに次のターゲット、クログチ狙いに移行することとなった。

クログチ良型登場
午後2時半からはクログチ狙い。水深100〜130mの深場に、サバの切り身を付けた専用仕掛けを落とし込む。
筆者は開始早々、ゆっくりとした誘い上げで45cmの良型クログチをキャッチ。その後もゆっくりフォールで同サイズをもう1匹追加し、まずまずの出だしとなった。
だが、この日はクログチの活性にムラがあり、アタリが集中する時間帯と沈黙が続く時間帯が交互に訪れる難しい状況。アジ狙いへの変更も選択肢にあったが、船内の同意でクログチ狙いを続行することに。
すると終盤、男性アングラーが56cmの大物を釣り上げ、船内がどよめいた。
MCLによれば、クログチはこの翌日以降さらに活性が上向き、アジも含めて釣果が回復傾向にあるとのこと。

リレー便が好釣果
今回の釣行では、青物81匹の爆釣に加え、クログチも良型が混じる上々の結果となった。遅出船でも十分な時間と釣果が得られ、紀北はまさに春釣りシーズン本格始動といった様相だ。
青物で引きを楽しみ、高級魚クログチやアジで食卓を彩る。そんな贅沢な一日を味わいたい方に、紀北のリレー便をぜひおすすめしたい。

当日の釣行模様
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>