特にベイトの存在は重要で、これがいないと魚はいても口を使わないことの方が多い。これに流れがあればさらにチャンスは広がるが、やはりベイトの存在と濁りは必須となる。なので、釣り場に着いたらベイトはどれだけいるか、水はどのくらい濁っているかなど、目に見える情報は確かめてから釣りを始める方が、釣果に近付くのは間違いない。

急な天候の変化には注意

そして、最後に4月の不安定な天気についても触れておこう。さすがに5月に入れば安定するとは思うが、4月中はまだ不安定な日も多い。この日も雷雨の予報が出ていて、冷たい風が吹いて空が暗くなったと思ったら、数分後に快晴となった。この日は何とか大丈夫だったが、雷が鳴ったら釣りは中止した方が無難だ。このように、天候予報もあまりあてにならないのが春先だ。

村田川の日中ルアー釣行で40cm級シーバスを好捕【千葉】バイブレーションにヒット天候の変化に要注意(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

さらに、昼間と夜間の気温の違いなども頭に入れておきたい。夜になると急激に気温が下がる日もあるので、事前に気温を確認し、薄い上着を持って行くと安心だ。雷やヒョウ、そして急激な気温の変化など、普段から天候の変化には注意し、ぜひとも春の楽しい釣りを満喫してほしい。

 

 

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>