持ち味の攻撃参加で多くのチャンスを演出してきたアーノルドは正確なキックが魅力で、2018/19シーズンにはDFながら12アシストを記録している。これはプレミアリーグのDFとして1シーズンの最多記録となっており、ギネス世界記録にも認定されている。アーノルドの移籍先については、スペインの名門レアル・マドリードが有力と報じられている。26歳という年齢とこれまでの実績を考えれば、新天地でも十分に活躍が期待できそうだ。

レロイ・サネ 写真:Getty Images

レロイ・サネ(バイエルン・ミュンヘン)

2020年夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)へ加入したFWレロイ・サネは、5シーズン戦ったクラブとこの夏に契約が満了となる。一部メディアでは、パフォーマンスの安定性が課題として指摘されていたが、2024/25シーズンは公式戦41試合に出場し11ゴールを挙げ、再び評価を高めている。

サネの去就については、プレミアリーグのクラブが関心を示しているとも報じられており、2016年から4シーズンプレーした古巣マンチェスター・シティのほか、アーセナルやリバプールといったクラブの名前が挙がっている。バイエルンとの契約更新の可能性はゼロではないようだが、サネは今後のキャリアについてどんな決断をするのだろうか。


ルカ・モドリッチ 写真:Getty Images

ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)

4人目は2012年から13シーズンにわたり、レアル・マドリード(スペイン1部)でプレーしてきたMFルカ・モドリッチ。2025年6月末で契約が満了することから退団が濃厚のようだ。チームの中盤を支え、UEFAチャンピオンズリーグなど数多くのタイトル獲得に貢献したモドリッチの功績は、サッカーファンであれば恐らく誰もが知っているだろう。

現在39歳のモドリッチ。過去にフランスメディア『Telefoot』のインタビューで自身の去就について「レアル・マドリードで引退する事が夢だ」と語っていたこともあり、現役続行か引退かに大きな注目が集まっている。クロアチア代表でもキャプテンを務め、通算186試合に出場。2018年にはバロンドールを獲得するなど世界屈指の司令塔として活躍した。レアル・マドリードとの契約満了後にどんな決断を下すのか世界中が注目している。


ジョナサン・デイビッド 写真:Getty Images

ジョナサン・デイビッド(LOSCリール)