サビキでアジを狙おうと天気予報をチェック。風が弱く気温が上昇して暖かくなりそうな3月中旬、三重県鳥羽市の国崎漁港へ出かけた。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
国崎漁港でサビキ釣り
今回は国崎漁港でサビキ釣りを敢行。当日の潮は小潮で満潮が午前8時39分、干潮が午後4時10分。人気の釣り場なので小潮でも午前の満潮時間は混雑必至だろう。時間をずらして午前の上げ潮狙いの人が帰るのと入れ代わりにサオを出そうとゆっくり出発。
昼前に到着したが、考えが外れてしまった。ポカポカ陽気となったためか、東側の赤灯堤、南堤は釣り人がいっぱいいて驚いた。

南堤と赤灯堤の様子
南堤を見て回ると、あちらこちらで順調にアジが釣れている。足元をのぞき込むと、以前はサッパやカタボシイワシの大群が泳ぎ回っていたが、魚影が見えない。
釣り人に話を聞くと「サッパやカタボシイワシが少なくなってコノシロが多くなってきたね」とのこと。皆さんサオ下ではなくウキを付けたサビキ仕掛けを少し投げ込んで狙っている。ウキがピョンピョン躍り、アジやコノシロがヒットして楽しんでいる。

東側の赤灯堤では足場が高いこともあり、投げサビキ釣りに交じってサオ下狙いの人も多い。南堤と同じくサッパやカタボシイワシは少なく、アジとコノシロがヒットしてにぎやかだ。

本命アジダブルヒット
どこでサオを出そうかとウロウロしていると、帰り支度を始めた人がいたので声を掛けて入らせてもらった。早速準備をする。プラスチックカゴにコマセを詰め、最初はウキを外してサオ下を狙ってみる。
