今回の調査で、沖合海底自然環境保全地域が健全な状態を維持していることが確認され、保護区指定の意義が改めて浮き彫りになりました。
一方で、深海生物の多様性についてはまだ十分に解明されておらず、今後も引き続き調査とモニタリングを続けることが求められます。
地球最後のフロンティアとも言われる深海。そこにはまだ、私たちの想像を超える命の営みが広がっています。
そして、それを知ることが、未来の地球を守る大きな一歩となるのです。
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参考文献
沖合深海底の海洋保護区から15種の新種を発見
https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20250417/
ライター
千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。
編集者
ナゾロジー 編集部