■『虎に翼』とのつながりは…
『虎に翼』は2024年度前期の連続テレビ小説で、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとしたリーガルドラマだが、千尋が法曹の道を進むとのことで頭をよぎった人は多数いたよう。
また、千尋の読んでいた本にも注目が。著者である穂積陳重氏はじつは、『虎に翼』で寅子(伊藤沙莉)の恩師だった穂高重親(小林薫)のモデルである穂積重遠氏の父親にあたる。
しかし穂積重遠氏が『虎に翼』内で仮名であったのに対し、その父親にあたる穂積氏が『あんぱん』内では実名。
このことから「虎に翼から“穂高”先生で持ってくるかと思いきやこっちでは実在の穂積先生で持ってきたか」「実在の人物なので、本作は『虎に翼』や『ブギウギ』とは違う世界線で確定ね」との考察もみられた。