■外野手の「フェイク」

このワンシーンについて、実況の中島原野アナは「ライト下がって……しかし打球は…あっと、“フェイク”を入れて見送った! 打球はフェンスに当たっている!」と説明。

外野手が使う「フェイク」は、捕れない球をあたかも捕れるかのように見せ、ランナーの進塁を防ぐトリックプレーを指す。しかし、局面は2アウト。ランナーはフライアウトを気にせず積極的に次の塁を狙うため、プロ初スタメン出場の山本選手がフェイクを仕掛けたとはやや考えづらい。