総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジのメンバーで、浜崎漁港から出船しているキャプテンズオキナワに乗船。この日のターゲットはロウニンアジ、通称GT(ジャイアント・トレバリー)だ。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 佐田匠)
沖縄でGTを狙う
沖縄のGT釣りのベストシーズンが5月~6月の梅雨時期で、天候も比較的安定しておりもっとも釣りやすいとされている。その後も7月~8月は台風後に釣果に恵まれることが多い。9月~11月はヒットこそ少なくなるものの、釣れれば大物というチャンスになる。今回の釣行はGT釣りシーズンより少し早い時期の2月末に釣りをおこなった。

GTルアーの特徴はルアーサイズが大きく、ジャンルとしては水面に浮くトップウォータールアーが多く、ポッパーやダイビングペンシルなどが候補になる。そんな中、今回は2月と水温が低いためGTの活性が低くトップにでづらくなる。こういう状況の時に沖縄の定番となっているルアーがシンキングペンシルだ。
36kg大型本命浮上
午前7時、GT釣り用の強靭なタックルを船に積み込み出港した。沖縄のきれいな海に朝日が反射する。1時間ほど走り釣りを開始した。
最初のポイントは水深が約50mの少し深い場所。船長いわく、この場所は大物が釣れた実績があるとのこと。船長の話を聞き緊張感が高まる。

いくつかの瀬を流して行くと船長が水面にベイトボールを発見。船を近づけてベイトボールに向かってキャスト。すると同行者の相良さんと税所さんにヒット。まさかのダブルヒットで船内が盛り上がった。しかし、しばらくファイトした後に惜しくも税所さんの魚がフックアウト。
