全員無事!しかし貨物管理の重要性は浮き彫りに

 操縦不能に陥ったヘリコプターは地面に激突し、「相当な損傷を受けた」。機体は大破したものの、幸いなことに、パイロット、乗客、そして原因となったペンギンを含め、全員が無事だった。

 今回の事故を受け、SACAAは報告書で次のように結論付けている。「ペンギンのための安全な格納容器がなかったことが危険な状況を生み出した。適切で固定されたクレート(輸送箱)がなかったことは、ペンギンの格納方法が飛行状況に適していなかったことを意味する。機内の物品が飛行制御や乗客の安全を妨げないようにするためには、適切な貨物の取り扱いが極めて重要である」。

 一羽のペンギンが引き起こした、まさかのヘリコプター墜落事故。幸い人的被害はなかったものの、この珍事は飛行中の予期せぬリスクと適切な準備・管理の重要性を改めて浮き彫りにしたと言えるだろう。

 しかし、空を飛べないペンギンが、思わぬ形でヘリコプターの“操縦”に関わるとは、誰が想像しただろうか。

提供元・TOCANA

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