その後、再び朝のポイント(水深180m周辺)に戻って攻めていると、ついに本日最大のアタリが!しっかりとフッキングさせて巻き上げると、上がってきたのは1.2kgの良型オニカサゴ。
このサイズの根魚は迫力が違い、かなり興奮しました。ヒットエサはアナゴ。周囲の釣り人も、良型はアナゴで釣れていたようで、狙うならアナゴはおすすめです。

その後、納竿間近に再びアタリがあり、上がってきたのはノドグロカサゴ。オニカサゴに比べると引きは控えめですが、味は良く、美味しい魚なのでキープさせてもらいました。
釣行を振り返って
今回のオニカサゴ釣行を振り返ってみると、狙う水深は130~200mあたりで、深場の釣りならではの難しさと楽しさを感じました。
特に印象に残ったのは、やはり根魚ゆえの根掛かりリスク。ラインが太く、深場ゆえに外すのが非常に大変です。高切れしてしまうと、ラインの残量次第では次に仕掛けを落とせないこともあるため、予備のリールや仕掛けの準備が必要です。
また、水面に浮上してくるオニカサゴの姿は本当に迫力満点。釣り方自体はシンプルながら、差が出るテクニカルな一面もあり、非常に面白い釣りでした。
これから暖かくなると潮が濁って食いが落ちることもあるそうなので、オニカサゴ釣りを検討している方は早めの釣行をおすすめします。

オニカサゴのおすすめ料理
オニカサゴは釣ったその日でも、伊勢海老のようなプリプリ食感で美味しくいただけますが、私のおすすめは、最低5日寝かせてからのオニカサゴ丼です。
酢飯との相性が抜群で、なかなか味わえない絶品。ぜひ釣れた際には試してみてください。

<岸本真彦/TSURINEWSライター>