批判と偏見を乗り越えて

その見た目はまさに賛否両論を巻き起こしており、SNSでは「自転車のサドルのような顔」「ホラー映画のキャラクターみたい」といった心ないコメントも多数寄せられる。しかし、パトリック氏はそのすべてを想定していたと語り、批判に動じることはない。「こうなると決めたときから覚悟していた。これは自分の理想に近づくための選択で、まったく後悔はしていない」

 むしろ、極端なルックスは一部の人々にとって“フェティッシュの対象”となっており、彼自身も「自分は“生きたセックスドール”のように見られている」と自嘲気味に語りつつも、「それもまた自分が選んだ道の一部だ」と受け入れている。