軟竿絞った腹パン44cmチヌ
釣り開始前にチタンパワーヒシャクTR‐01・H70L30ccでまきエサをテトラ先端に20杯、対岸の波止ギワに20杯打ち分けた。つけエサは食い込みの良いくわせオキアミ(Mサイズ)、ハリは沖アミチヌ2号、サスガチヌ2号を使う。
サオ先のテトラ先端を3ヒロで流してみると、早速、反応がでたので軽くアワセを入れると20cmクラスのメバル。日中でもこの型が釣れれば土産に最高。
そこで、タナを一気にベタ底になるようにサオ1本にして仕掛け投入後、追いまきエサをしてまきエサの筋に仕掛けを誘導しながら少し流してみた。
およそサオ2本くらい流したところで張り気味にしていたPEラインが走り、黒魂Kingが緩やかな流れに消えるように海中へ消し込まれた。サオの銀狼唯牙が大きな弧を描き、周囲に金属音が鳴り響く。
釣り上げたのは真っ黒な居着きのチヌ44cm、しかも腹パンだ。
波止の際でチヌ連続ヒット
これなら対岸の波止ギワにも居着きがいるのでは…と思い狙ってみると、44cm、45cmの居着きのチヌが連続2尾釣れた。こちらのチヌは腹パンではないが狙って釣れたので満足。
その後はまきエサが効いていたのか、ほぼ1投1尾のペースで30cm級の回遊性の高いチヌが連続9尾釣れた。
腹パンのチヌは写真を撮ってすぐにリリースしたが、前々からサオを振ってみたかった所だったので時期的にこの釣果には大満足だ。

<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>