■「歴史遺産で残してほしい」

同じ「大阪万博」でも、こちらは1970年(昭和45年)に開催された「日本万国博覧会」。つまり、55年以上に渡って大阪の街を見守り続けてきた存在なのだ。

件のポストは投稿から数日足らずで1,000件以上のリポストを記録し、Xユーザーからは「これまた貴重なものですね」「こういうのは、文化遺産として残してほしい」「ロゴから、ミャクミャクのルーツを感じる」「土を捨てるって、どういうことだろう?」といった具合に、驚きの声が多数寄せられていた。

ポスト投稿主・まよろんさんに話を聞くと、こちらの看板は阪急茨木市駅にて発見したものと判明。

大阪で発見された万博の看板、とんでもない正体に目を疑う 「文化遺産では」と驚きの声も…
(画像=『Sirabee』より引用)

発見時の様子について、まよろんさんは「駅へ向かって歩いていると、小さな看板に赤い梅のデザインが視界に入り、もしやと思って近づきました」と、振り返っている。

そこで今回は、件の看板の詳細について大阪府に詳しい話を聞いてみることに。その結果、当時の万博の熱気が伝わってくる様々な事実が明らかになったのだ。