共産党はすべて承知のうえで可能性がゼロと言っても過言でない「メタンガス爆発事故」なるものを、ひたすら反対のための材料として誇大宣伝しているに過ぎないのである。
極めて無責任で愛国心を欠く共産党の「万博即時中止」
共産党のいうとおりに今「万博」を即時中止すれば2350億円の建設費が全部無駄になるだけでなく、3兆円とされる経済波及効果もゼロとなる。そのうえ、参加各国のパピリオン建築費用等を含むもろもろの損害賠償額も数千億円に上るであろう。そして何よりも重要なのは日本の国際的信用の致命的失墜である。
「万博」中止によるこのような甚大な損害を全く考慮しないのが共産党であり、日本の政党として極めて無責任であり、日本人としての一片の愛国心もないと言わざるを得ない。
共産党は、「万博」に限らず、リニア中央新幹線建設にも、台湾半導体企業誘致にも、日本半導体合同企業ラピダスへの政府資金投入にも、およそ日本経済の成長発展を目指す日本政府の政策にはすべて絶対反対する政党である。
その最大の理由は日本経済が成長発展し、労働者の生活水準が向上し、国民の生活が豊かになれば共産党が狙う党綱領の「社会主義・共産主義革命」がますます困難となり共産党は衰退せざるを得ないからである(拙論『労働者が豊かになればなるほど衰退する共産党』参照)。