緊迫続くロシア上空、ドローン攻撃と領土侵攻

 この謎の飛行物体騒ぎがあった夜、ロシア国防省はウクライナから飛来したドローン48機を撃墜したと発表している。その多くはブリャンスク州やクルスク州、カルーガ州などで迎撃されたが、一部のウクライナ軍機はモスクワ地域上空を長時間にわたって旋回し、ロシアの防空ミサイルを巧みにかわし、無傷で逃れることに成功したとも報じられている。

 さらに同日、ウクライナ軍はロシア領内に再び侵攻し、国境付近のベルゴロド州の一部地域を占拠したとも伝えられている。3月にもモスクワへの大規模なドローン攻撃や、ロシア国内の主要な石油精製所への攻撃が行われており、ロシア上空と国境地帯の緊張は依然として高いままだ。

 モスクワ上空を駆け巡った謎の飛行物体の正体は、依然として不明である。ウクライナの新型兵器か、ロシア軍の誤射か、あるいは全く別の何かだったのか。確かなことは、首都上空での緊迫した出来事が、続く戦争の新たな局面を映し出しているのかもしれないということだけだ。

提供元・TOCANA

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