ウクライナの新型ドローン?それとも同士討ち?憶測飛び交う
この赤と白に回転する飛行物体について、一部ではウクライナの「新型ヘリコプタードローン」ではないかとの憶測が飛び交った。ある戦争関連チャンネルは、ウクライナが開発したとされる「RZ-500」または類似のヘリコプター型ドローンではないかと指摘した。しかし、RZ-500の最大航続距離は約186マイル(約300km)であり、モスクワまで到達するには不十分であるため、この説には疑問符が付く。

(画像=画像は「The Sun」より,『TOCANA』より 引用)
一方、ウクライナ側からは、ロシア軍の「同士討ち」ではないかという指摘や嘲笑の声が上がっている。あるウクライナ軍関連チャンネルは、「モスクワ近郊のロシア防空部隊が、自軍のヘリコプターを敵の無人航空機(UAV)と誤認して撃墜しようとした」と主張。別の報告では、「あれはヘリコプターだ、マヌケめ。モスクワ州でドローンを必死に探していたあまり、自軍のヘリを撃ち落としかけたんだ」と痛烈に批判している。
結局のところ、この夜にヘリコプターやドローンが撃墜されたという公式な報告はなく、標的に命中したことによる被害も確認されていない。