地元の伝説が語る創造神ビラコチャの影

ナスカの地上絵に新たな謎?ペルーの古代遺跡に刻まれたインドの曼荼羅(マンダラ)
(画像=画像は「Wikipedia」より、『TOCANA』より 引用)

考古学的な説明がつかない一方で、地元には興味深い伝説が残されている。それは、インカの謎多き創造神「ビラコチャ」が、かつてナスカの地上絵を描くよう命じた、あるいは自ら描いたというものだ。ビラコチャはアンデス神話における偉大な教師であり、インカの神々の中でも最も重要な存在の一柱とされる。全てのものを創造した神、あるいは万物がそこから創られた源と考えられ、特に海と深く関連付けられている。神話によれば、ビラコチャは暗黒の時代にチチカカ湖(あるいはパカリタンボの洞窟)から現れ、世界に光をもたらしたと伝えられている。

 もちろん、これはあくまで伝説の域を出ない。しかし、科学的な説明が困難なナスカの地上絵と、そこに描かれた不可解なマンダラの存在は、古代の人々が我々の想像を超える知識や交流を持っていた可能性を示唆しているのだろうか。

 ペルーの乾いた大地に刻まれたマンダラは、我々の知らない古代史の扉を開く、壮大な鍵なのかもしれない。

提供元・TOCANA

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