■「東京ドームで投げるのは嫌だった」

話を聞いた川尻氏は当時の巨人打線が松井秀喜氏やシェーン・マック氏、落合博満氏など強打者が揃っていたことから「東京ドームで投げるのは嫌だった」と明かす。

岡崎氏は「後楽園球場時代は狭いけど、玉澤のボールを使っていたから飛ばなかった」と回想。「東京ドームが88年にできたとき、日本で1番広いと言われた。今は狭い球場って言われるよね」と苦笑い。

すると「あそこ、打球が落ちてこないじゃないですか。スーって言っちゃうんですよね、角度によっては」と川尻氏は語った。