アプリ内でChatGPTとスムーズに連携
必要に応じて、OpenAI社の生成AI「ChatGPT」と連携する点もApple Intelligenceの特徴だ。音声アシスタントの「Siri」からChatGPTを利用できるほか、前述の「作文ツール」でもChatGPTと連携して、一から文章を生成できる。
メールアプリの例では、呼び出した作文ツールでどのような文面を作ってほしいかを入力する。ChatGPTを使用する旨のメッセージに許可すると、メールの文面が生成される。
ChatGPTのアカウントを持っていなくても利用でき、アプリから離れることなく処理されるため、とても手軽だ。もちろん既にChatGPTを利用しているユーザーは、そのアカウントで使うこともできる。


仕事の相手や取引先と文章でやり取りする際、Webサイトなどでテンプレートを探して参考にする場合があるかもしれない。Apple Intelligenceの作文ツールを使うとこの手間が大幅に削減されるだろう。
Apple IntelligenceはiPhoneなどのアップル製端末に最適化され、使い慣れたアプリから手軽に呼び出して利用できる点が魅力。ChatGPTの「窓口」として機能する点も面白い。これまで生成AIに馴染みがなかったユーザーでも、Apple Intelligenceならすぐに実践で活用できるはずだ。
(文=伊藤朝輝/ライター、システムエンジニア)
提供元・Business Journal
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