ガレス・ベイル(右)写真:Getty Images

 ラ・リーガの強豪レアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)5回、リーグで3回のタイトルを獲得し、メジャーリーグサッカー(MLS)ロサンゼルスFCでのカップ制覇を最後に2023年に現役を引退した元ウェールズ代表ガレス・ベイル氏の、現在の私生活と活動が注目されている。

 同氏はSNSで、妻エマ・リース=ジョーンズと4人の子どもと過ごしながら、家族との旅行やファッションブランド「バーバリー」のモデル活動、男子プロテニスのトップ選手ノバク・ジョコビッチ氏と交流する様子や、F1ドライバーのランド・ノリス氏とゲームを楽しむ場面も公開している。

 自宅には3ホールのゴルフコースを設置し、プロゴルファーのローリー・マキロイ氏とのラウンドや、バスケットボールプレイヤーのステフ・カリー氏と「アンダーレイテッドゴルフ・ヨーロピアンツアー」のアンバサダーとしても活動しているようだ。

 英紙『ミラー』によると、資産は推定1億2,000万ポンド(約231億7,528万)。2017年にカーディフ中心部で、自身の背番号にちなんで名付けられたスポーツバー「Elevens」を開業している。さらに2022年には、室内ミニゴルフとバーを融合させた「Par 59」を立ち上げ、ブリストルにも店舗を拡大。ゴルフ愛好家としての情熱をビジネスに結びつけているようだ。また、ウイスキー蒸留所「ペンダーリン」にも出資し、アディダス社やプレイステーションとの契約も継続している。

 さらに、プロゴルファーのタイガー・ウッズ氏とローリー・マキロイ氏が立ち上げた次世代型の室内ゴルフリーグ「TGL」にも出資し、競技面だけでなくゴルフ界全体の新たな動きにも関与しているベイル氏。ゴルフプレイヤーとしてもハンディキャップ2の実力を誇り、カリフォルニアではホールインワンも達成。マキロイ氏からは「スクラッチに届く可能性がある」と評価されている。