また「広範囲を照らしながら飛行する」ことで、警備や捜索救助などでも利用できます。
ただし課題もあります。
固定されていないため、風速や天候の影響を受けやすくなります。
また空中に強力な光源があるため、周囲への光害やドローンの視認性の確保といった新たな安全対策も求められるでしょう。
それでも、空から光を届けるというこの技術は、「照明=地面から照らすもの」という常識を覆す革命になるかもしれません。
そしてなにより、ホバリングするその姿が「どう見てもUFO」であるという点が、私たちの心をワクワクさせてくれます。
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参考文献
Mobile drone lighting system uses 288 LEDs to turn night into day
https://newatlas.com/drones/freefly-systems-flying-sun-1000-drone-lighting/
FLYING SUN
https://freeflysystems.com/flying-sun
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部