灯台の北は外海。角島大橋周辺の海の青とは対照的に濃い青がそこに広がります。鳶が優雅に空を舞っていました。
海の傍に野積みの石垣に囲まれた小さな神社、夢崎明神がありました。鳥居は海に向かって建っていて、かつて海で仕事をしていた海女や海人たちがその安全を祈願して建てたとされています。この石垣は日々の仕事が無事済むと了の終わりに感謝の意を表して積んだものといわれています。
早朝に福岡を出て150キロ走って来たので、11時前ですがお腹がすきました。軽く食事をすることにします。やってきたのは定食などを提供する「おおはま」さん。周囲には海鮮丼を提供するおしゃれな店もあるのですが、こちらは庶民派のお店です。
うどんセット(700円)をいただきました。おにぎりがわかめごはんだったのですが、これが磯の風味がして絶品。食からも島に来たんだという気分を味合わせてもらいました。
ずっと来てみたかった角島。写真で見るのと寸分違わない絶景がそこにあり、長年夢見ていた景色に巡り合えた日曜日でした。
みなさんも下関まで来た際にはぜひ北の方にも足を延ばしていただき、角島大橋&角島を訪ねてこの素晴らしい景色を生で見ていただきたいなと思いました。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2025年4月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。