あなたにも？ アブダクション体験を示す奇妙な兆候
フィリップ氏自身も1989年、真夜中にベッドフォードシャーの自宅で突然目を覚まし、「爬虫類型」のエイリアンに誘拐されたと語る。超能力を持つとされる彼は、家の中を空中浮遊させられ、裸で台に縛り付けられ、体に探査器具（プローブ）のようなものを挿入されたと生々しく描写する。「あのイメージは最も生々しく、忘れられない。彼らの顔を決して忘れないだろう。恐竜のようだったが、爬虫類型で、身長は7～8フィート（約2.1～2.4メートル）はあった」と彼は語る。
彼と彼の双子の兄弟ロナルドは、これまでに4度の不気味なUFOとの遭遇を経験しており、2016年には「3つの白い浮遊物体」の映像を捉えたこともあるという。フィリップ氏は自身の体験を鮮明に記憶しているが、多くの場合、エイリアンによって記憶は消されてしまうと説明する。しかし、記憶がなくとも、以下のようなサインが現れる可能性があるというのだ。
■インプラントの存在
エイリアンはしばしば、米粒ほどの大きさの小さなインプラントを人間の体内に残していくという。その目的は不明だが、体が拒絶反応を起こさないように「有機組織」で覆われているとされる。「時には非常に小さく、金属ではないが奇妙で硬い構造をしている」とフィリップ氏は言う。彼自身のインプラントは耳の後ろに2年間存在したという。特定の場所にしつこい痒みがあったり、X線写真に写ったりすることで気づく場合があるそうだ。アメリカの女優フラン・ドレシャーも、自身と当時の夫がエイリアンに誘拐され、手の同じ場所に全く同じ傷跡があり、チップを埋め込まれたと公言している。
■頻繁で激しい鼻血
フィリップ氏は、誘拐事件の後、2年間にわたって右の鼻の穴から大量の鼻血が出る症状に悩まされたという。「電車に座っているだけで突然流れ出すほどで、非常に恥ずかしかった。医者は焼灼（しょうしゃく）治療も検討していた」と彼は振り返る。興味深いことに、リンダ・ナポリターノ氏も、最初の誘拐体験の後、鼻の横に奇妙な隆起とともに鼻血で目覚めたと主張している。
■奇妙なアザやマーク
フィリップ氏は、遭遇の後、右耳の後ろに3つの三角形のマークが残っていたことを明かしている。これはインプラント埋め込みの儀式の一部ではないかと彼は推測している。
■スクリーン・メモリー
たとえ記憶が消されていても、体験の断片が後になって意識に浮かび上がってくることがあるという。これは「スクリーン・メモリー」と呼ばれる現象で、潜在意識下の記憶が顕在化するものだとフィリップ氏は説明する。「断片的な記憶を持つ人もいますが、それらは夢のようには感じません。リアルに感じるのです」。
フィリップ・キンセラ氏が語るこれらのサインは、あくまで彼自身の体験と解釈に基づくものであり、科学的な根拠が示されているわけではない。しかし、世界中で報告されるアブダクション体験談の中には、共通する要素も多く見られる。
もし、あなた自身や周りの人に、原因不明の体調不良や奇妙な記憶の断片があるとしたら…それは単なる偶然だろうか？ それともフィリップ氏が言うように、あなたが覚えていないだけの未知との遭遇の痕跡なのかもしれない。
提供元・TOCANA
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