真実は火星の砂の中

 もちろん、これが本当に知的生命体の残した文字であるという確証はない。自然の浸食や光の加減で偶然そのように見えているだけ、という可能性も十分に考えられるだろう(パレイドリア効果)。

 しかし、発見者はこうも語る。「我々はその真実を知ることはできないかもしれない。だが、それでいいんだ。なぜなら、分からないことこそが、我々に真実を探求させ続ける原動力なのだから」。

 火星にかつて生命が存在したのか、あるいは今も存在するのか。その答えを探る探査はこれからも続いていくだろう。これが本当に火星からのメッセージなのか、はたまた単なる岩の模様にすぎないのか。科学的なツッコミが入るのは時間の問題かもしれないが、赤い惑星の砂の中に宇宙人の“落書き”を探してしまう、そんな我々の尽きない好奇心をくすぐる発見(?)と言えるだろう。

提供元・TOCANA

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