■脚本家が語る「やなせさんを描くということ」
やなせ氏と妻・暢さんの夫婦をモデルに、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描くという同作。
初回放送の1話冒頭では、初期のアンパンマンのイラストが飛んでくるとともに、北村匠海演じる嵩のセリフが印象的だった。
「正義は逆転する。信じられないことだけど、正義は簡単にひっくり返ってしまうことがある。じゃあ、決してひっくり返らない正義って何だろう。おなかをすかせて困っている人がいたら、一切れのパンを届けてあげることだ」
じつは該当のシーンは、昭和48年刊行のやなせ氏の絵本「あんぱんまん」が誕生する前夜のエピソードとのこと。
NHKが公開している脚本家の中園ミホ氏のインタビューによると、「やなせさんの言葉や暢さんのエピソードは、できるだけ多く入れたいと思っています」との想いが。
そして「“アンパンマン”ができたのは反戦への思いからだと思うので、戦争もしっかりと描きます」とも明かしており、第1週エピソードはまだほんの一欠片であることが伝わる。物語の今後の展開に目が離せない。

あんぱんまん やなせたかしのあんぱんまん1973 (アンパンマンの絵本)
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)
提供元・Sirabee
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