第1週の放送を終え、心をわし掴みにされる視聴者が続出している、NHK連続テレビ小説『あんぱん』。好調なスタートに期待が高まるなか、一部では案じる声もあがっている。

■怒涛の第1週

幼少期のヒロイン・朝田のぶ(永瀬ゆずな)と柳井嵩(木村優来)が出会い、美味しいパンに魅了され、あんぱんに心を救われる…というところまでが描かれた第1週。

締めくくりとなるきょう4日の放送ではやなせたかし氏が作詞した『アンパンマンのマーチ』の「なんのために生まれて」というフレーズや、やなせ氏の詩集『人間なんておかしいね―人生の言葉(こころ)』(たちばな出版)が元と思われるセリフが。

ラストではジャムおじさんのモデルと思わしき“ヤムおんちゃん”(阿部サダヲ)が、家族の死で悲しみに暮れるのぶたちにあんぱんを差し出した。