感染症対策におけるAIの可能性
この研究を主導したピラール・フェルナンデス准教授は、過去のモデルが“宿主動物の特徴”だけを基にしていたことを指摘。「私たちのモデルは、ウイルスそのものの性質を取り入れることで、予測の精度が大幅に向上した」と語っている。
また、研究チームはこのAIモデルを他のウイルスにも応用する方針を示しており、今後の感染症対策やサンプル採取の優先順位決定にも大きく貢献するとみられている。
共同研究者のステファニー・サイファート氏は「感染症のリスクはすでに私たちの身近な場所に潜んでいる。だからこそ、AIの力を借りて“どこで・何が”起こるかを正確に見極める必要がある」と警鐘を鳴らす。
次なるパンデミックの芽は、私たちの足元で静かに育ちつつあるのかもしれない──。
提供元・TOCANA
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