「名前決めた?」義母の口出しが止まらない

(画像=『FUNDO』より引用)
「もう名前は決めたの?」
病室で赤ちゃんを見つめながら、義母が尋ねました。
私たちは、出産前から決めていました。
「優斗(ゆうと)」「優しくて、力強く生きてほしい」という願いを込めた大切な名前です。
「はい、『優斗』にしようと思っています」
そう伝えると、義母の顔が一瞬曇りました。
「…え?ちょっと待って、それじゃダメよ!」
ダメ?
「うちは代々、”太”がつく名前なのよ。〇〇太にしましょう!」
義母は当然のように言います。
「ほら、旦那(義父)も、うちの息子(夫)も”太”がついてるでしょ?男の子は”太”がついた名前にしなきゃいけないのよ」
「でも、もう決めているので…」
私はきっぱり伝えました。義母は納得していない様子でしたが、それ以上は何も言いませんでした。
このとき、まさか義母が勝手に出生届を提出するなんて、想像もしていませんでした——。