愛する人にはできるだけ元気なまま、長生きしてほしいものです。
では、「100歳以上生きる」ためのヒントは何ですか?
スペインのホセ・カレーラス白血病研究所(IJC)の研究チームは、世界最高齢だった女性、マリア・ブラニャス・モレラ氏がどのようにして健康的に100歳以上を生き抜いたのか、その生物学的な背景を詳細に調査し、結果を報告しています。
研究の詳細は、2025年2月25日にプレプリントサーバー『BioRxiv』で発表されました。
目次
- 世界最高齢者だった「マリア・ブラニャス・モレラ」氏を対象にした研究
- 世界最高齢者だった女性から学ぶ「100歳以上生きるためのヒント」
世界最高齢者だった「マリア・ブラニャス・モレラ」氏を対象にした研究

マリア・ブラニャス・モレラ氏は、1907年3月4日にアメリカ・サンフランシスコで生まれ、8歳の時にスペインに移住しました。
その後彼女は、世界で最も有名な人物の1人になりました。
なんと彼女は2023年1月17日に、115歳319日で存命人物では世界最高齢者になったのです。
そして2023年4月21日には、116歳48日でスペインの歴代最高齢者となります。
さらにこれらの素晴らしい記録は、2024年8月19日に彼女が亡くなるまで伸び続けました。
彼女は117歳168日という驚異的な年齢でこの世を去ったのです。
100歳まで生きた人のうち、さらに10年間生きることができる人は10人に1人だと言われており、モレラ氏の記録はまさに偉業です。
では世界最高齢者だった彼女が、そこまで長生きできたのはなぜでしょうか?

モレラ氏の長寿の背景には、遺伝的な要素だけでなく、環境や生活習慣、さらには体内で行われている分子レベルでのプロセスが関わっていると考えられています。