■詩集では「蝶のよう」との表現が

ちなみにこの別れのシーンは崇のモデルとなった、やなせたかし氏の詩集『やなせたかしおとうとものがたり』(フレーベル館)に挿絵とともに描かれており、「母のパラソルは蝶のように麦畑の中を遠ざかっていった。母は何度かふりかえった。ぼくらはそのたびに手をふった」との記述が。

著書の内容から、ドラマでも蝶のようにひらひらと揺れ動くパラソルを表現したようにもとれる。視聴者の中には「振り返りたくとも振り返れない、子供に声を返さない(決心が鈍る)気持ちの表れを、回すパラソルで表現したとしたら……演出として泣かせるし、これがもし松嶋菜々子さんのアドリブだったとしたらすごいわ……」と考える人もいた。

『あんぱん』母と別れのシーン、パラソルの動きが“意味”するのは… 「泣ける」「こわい」解釈分かれる
(画像=『Sirabee』より引用)

やなせたかしおとうとものがたり

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(文/Sirabee 編集部・今井のか)

提供元・Sirabee

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