ナワル伝説とチュパカブラ説──神秘か怪異か?

 この謎の死骸をめぐっては、複数の解釈が飛び交っている。ナワルとは、メソアメリカ神話において“動物の姿に変身する力を持つ人間”を指す存在であり、強力な霊力を持つシャーマンや魔術師が、自らの“魂の獣”へと姿を変えると信じられている。とくにジャガーの姿を取ることが多く、トトナカ語では「ジャガー」をそのままナワルと呼ぶ地域もある。

 一方で、死骸の姿から「チュパカブラではないか」と推測する声もある。チュパカブラは、家畜の血を吸うとされる吸血怪物で、ラテンアメリカ各地に目撃例がある。だが、これまで報告されたチュパカブラの特徴と今回の死骸は完全には一致しない。

 もちろん懐疑的な意見もある。「ただの老いたクマでは?」「オポッサムだろう」といった現実的な声や、「三日間行方不明だった義母にそっくり」と冗談めいたコメントも寄せられている。しかし、現地当局は死骸を回収したものの、今のところその正体について明確な見解を示していない。

森に横たわる“人間の手を持つ獣”!?地元住民が発見した恐怖の正体とは…!「ナワル」か「チュパカブラ」か
(画像=画像は「The Mirror」より,『TOCANA』より 引用)