パスポート保有率が高い都道府県のトップは東京都で約3割の人がパスポートを持っている。2位は神奈川県で23.6%、3位は大阪府で20.4%。保有率が低い3県、47位秋田県、46位青森県、45位岩手県の東北です。

後進国並みに低下してます。ということはほとんどの8割の日本人は

外国人しかいない風景を見たことがない

わけですよね。つまりちょっといるだけでもたくさん来ているように見えてしまう。昔から外国人観光客の多い京都や浅草を除くと最近になってちょっと来るようになっただけで「どえらく来ているように感じる」わけですわ。

なんでオーバーツーリズムに見えるのか・・・その2

コレが実は大事で国会答弁で大臣も同じように発言しましたが

濃淡が激しすぎる

わけです。来るところには集中し、来ないところには全く来ていない。

LewisTsePuiLung/iStock

このイラストはあるデータと相関関係がありそうです。つまりですね。パスポート保有率の低い県はインバウンドも来ていないのですよ。これは2019年なので保有率はいまより高いのですが・・・

ものの見事にパスポート保有率の低い県にはインバウンドが来ていない。仮説を立てるなら

もともと海外に興味がなく閉鎖的な県民性のところにはインバウンドは来ない 海外に行ったことの無い自治体は外国人観光客が何を求めているのかさっぱりわからない そもそもインバウンドが来ているのはニセコや白馬を除くと都市圏ばかり

東京にインバウンドがたくさん来ていると言っても山手線圏内と浅草あたりの話しであって、新宿から18分の我が調布市には全くきていない。深大寺にもいないし、調布駅のビッグカメラにもいない。吉祥寺でさえほとんど見ない。

という感じでしょうか。

しかし地方も稼いで貰わないと都会が保たない

何度も言ってますが、日本の財政の大半は高齢者の社会保障で消えています。